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【医療】平成28年度第1回研修会

平成28年度 第1回医療事業部研修会が開催されました。以下に内容を報告いたします。

日 時:平成28年4月9日(土) 10:00~16:00
場 所:熊本大学医学部医学総合研究棟3階講習室
1.講義 10:00~11:30 『高齢者の摂食嚥下障害と低栄養』
講師:玉名地域保健医療センター
摂食嚥下栄養療法科NSTチェアマン 前田 圭介 先生
2.演習
症例検討等
12:30~15:30 『炎症性腸疾患の病態と治療』
玉名地域保健医療センター
摂食嚥下栄養療法科 NSTチェアマン 前田 圭介 先生
熊本機能病院 栄養部 課長 高山 仁子 先生
3.報告・連絡  15:30~16:00  

高齢者肺炎の8割を占める誤嚥性肺炎、その発症に深く関わりのある高齢者の摂食嚥下障害と低栄養、さらに加齢や低活動、低栄養、疾病によって引き起こされるサルコペニアについてもその発症原因や診断、治療や対策などについて詳しくご講義いただきました。 

 

食事面では禁食を避けて早期経口摂取を行うこと、摂食嚥下状態に応じて適正に食形態を調整すること、食べ方・食べさせ方(食事介助技術)を把握して適切な食事介助を行うことが重要とのことでした。
「血清アルブミン値は低栄養診断項目ではない」など最新の情報も教えていただきました。
検査データにばかりとらわれることなく患者様をよく観察して栄養管理を行い、口から食べるという楽しみを支援していくことの大切さを学びました。

 

演習 症例検討等

午後からは演習 症例検討等が行われました。
最初に高山先生から摂食・嚥下機能低下、低栄養患者に対する栄養食事指導のポイント、食形態のポイント、連携の3つの内容にて講義をしていただきました。
食形態については嚥下調整食学会分類2013を中心にわかりやすく説明していただきました。

 

次に前田先生に食事介助技術について演習を交えながら講義をしていただきました。
実際の対象者を想定して本日の講師の高山先生に車いすに座って患者さんに扮していただき演習を行いました。
前田先生には座り方、食物認知、食具操作など食事介助のポイントについて実演しながら一つ一つ丁寧に教えていただきました。
これらの要介護高齢者に多く発症する疾病の治療には、チーム医療、多職種による包括的なケアが大切で、この中には栄養士による栄養管理も含まれるとのことでした。

 

次に症例検討として右片麻痺、重度認知症、寝たきりの3つの模擬症例の患者さんに対して研修会の参加者の中から3名の管理栄養士さんに実際に食事介助をしていただきました。
緊張しながらも対象者に対して優しく声をかけながら丁寧に食事介助をされている姿が印象的でした。
最後に嚥下機能評価についても内容や評価の仕方等詳しく説明していただきました。

医療医療

 

医療医療

 

今回は医療事業部の今年度最後の研修会でした。
雨の降る一日でしたが200人を超える参加者で、会場は溢れんばかりでした。お二人の先生方には最新の情報をご講義いただきました。
先生方への質問も多数出されるなど活気あふれる充実した研修会となりました。これからの栄養業務にも大変役に立つ内容であったと思います。
渡辺先生、光山先生、ありがとうございました。